英会話>間違いやすい動詞(comeとgo)の使い分け方

最もよく使う機会があり、誰でも知ってい二つの単語
「come」と「go」は、「go＝行く」、「come＝来る」、と
学校で習ったはずです。

習ったことはもちろん間違ってはいませんが、そのまま
「come＝来る」、「go＝行く」と覚えてしまうと、実際の英会話で
混乱することになるかもしれません。
簡単なはずの二つの単語、実際に英会話をしていて使い方が
意外と難しいと感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

ここで以下に例を挙げます。

マイク、こっちにきて。
「Come here, Mike」

これに対し「今行くよ〜！」と言う場合「I'm going!」と
「I'm coming!」のどちらが正しい使い方でしょうか。

正解は「I'm coming!」です。日本語では「行く」ですが、英語では
「go」ではなく「come」を使います。
英語では日本語の「ただいま」も「I'm coming. 」といいます。

英語の「go」はイメージとしては「発話しているときに話題の中心
となっている場所から離れる」感じです。
一方「come」のイメージは「発話しているときに話題の中心となって
いる場所に近づく」といった感じです。

次のような会話でもcomeとgoを間違う人が多いようです。

一緒にパーティー行かない？
Do you want to come to the party?

これに対し、「ごめんなさいパーティーに行くことができないの。」と
答える場合「I'm sorry, but I can't go to the party.」と
「I'm sorry, but I can't come to the party.」のどちらを使うべきでしょうか。
正解は「I'm sorry, but I can't come to the party.」です。
この場合も日本語では「行く」ですが、英語では「go」ではなく
「come」を使います。

「go」と「come」の使い分けは大切ですので、覚えておきましょう。